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過去に履いて見た?トウシューズ

リクエストも頂きましたので、過去に履いて見たポアントを列挙しみます♪

1.バレリーナ:EXII
  ホントに初めて履きました。残念ながらBOXが小さすぎて、トウで立つ事が
  できず、2度目のレッスンでNGが出ました。
2.バレリーナ:ジゼル
  バレリーナ製というか、国産のポアントの中では、R-classに一番近い
  形だと思います。しゃもじ型で、プラットフォームが小さいです。最初から
  甲が低いのですんなり馴染みました。しか~し、前に乗れませんでした。
3.バレリーナ:レガート
  ぐっと前に乗れて腿の付け根がすごく良く伸びるのが判り、しばらくは
  これを愛用しておりました。
4.マヤII/ワガノワ
  レガートでレッスンしていて、指のマメを潰しました。先生のアドバイスで
  よりヴァンプの深いポワントを探しはじめました。この頃より、ポワント
  ジプシーの旅に出発する事に。幸運な事に旅の入り口でこの2タイプに
  出会い、共に旅するポワントになりました。
5.R-class(アールクラス)
  Eモデル:安定して立てます。が、楽に立てるので、修行には向きません。
  (実は修行好きです)ゆえに、ここ一番で見栄え用にしてます(笑)。
  Cモデル:マヤII以上にプラットフォームが狭くて、断念しました(笑)。
6.他に試したポワント:
  ガンバ(ギャンバ)97、メルレリングトン、イノヴェーション(殆ど幅でNGになりました)

さて、トウシューズを履く上でほぼ必須アイテムのトウパッドさん達。(本当に合うシューズはトウパッドが要らないそうですが)トウシューズ履き始めの頃に、こっちもハマっていろいろ集めました。

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左から:バレリーナのウールパッド(定番ですね)、トウフロー(製造終了)、トウセイバー(トウフローの改良版)、グリシコのトウパッド、バレリーナのゴム製トウパッド、ギャンバのトウパッド(製造終了)、そして、話題のキャンデゥのつま先5本指ソックスです。
# by chilimama | 2007-05-10 15:17 | トウシューズ全般

Vozrozhdenie St. Petersburg

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先日、防炎扉でシャンクを柔らかくしたVozrozhdenie,St.Petersburgのトウシューズです。ヴァンプは浅めに見えるのですが、履いて見たら意外と深かったです。Boxが横広で安定しているので、立ち易いです。写真はXX(普通幅)なので、私は少々広いですネ♪ちょっぴりフチが余ってます。しっかりと柔らかくしたので、土踏まずのフィット感もなかなかになりました。

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ところで、このシューズの謎なのですが…VozrozhdenieもSt.Petersburgも地名なのだそうです。そして、このトウシューズは世界的にも知られていません(^^;。アメリカのサイトで古今東西のトウシューズを紹介しているところがあるのですが、そこでも謎が多いとされております。それでも、そのサイトさんのすごい調査力を駆使して判明した事は3タイプあるということ。今回入って来たのは、その中のオデット(ヴァンプ中、Box広め)というタイプのようです。輸入先の話では、Vaganovaを生産している工場で作られているそうです。

いやはや何ともトウシューズは奥が深いですネ!
# by chilimama | 2007-05-08 21:39 | Vozrozhdenie

トウシューズの加工

まだトウシューズを履き始めた頃に、センターステージというDVDを友人から借りて見た事があります。トウシューズの加工という話になると、このDVDの話が良く出てくるのですが(笑)。オーディションで合格した生徒達が、レッスンを前にシューズを加工している場面があるのです。それが全てかなりすごい加工方法なので、当時は何をしているのか全く判りませんでした…トホホ。まして、今の自分がこのDVDと同じような事をするとは!!

ちなみに国産の某メーカーのシューズ箱には、「加工をすると怪我の原因になりますので、しないで下さい」みたいな事が明記されております。やるやらない、は本人の自由であり、自由には本人の責任が伴います。シューズの加工は全て自己責任で行うという事になります。

まずは、マヤIIのケース。
センターステージの中では、トウシューズを水道の蛇口からじゃーじゃー水を出して濡らしている場面があります。…同じような事をしております。先日おろしたばかりなので、どうも右の踵部分がフィットしないのです。しからば、水で濡らしてサイズダウンを。私の場合は踵部分を狭めたいので、真ん中から後の部分を濡らしてます。(写真は乾かし中のもの)シャンクも土踏まずにフィットさせるように靴底をひぺがして、シャンクの間の厚紙を靴の中間位まで切り取ってます。リボンはシャンクの下を通して、1本で付けてます。この方がしっかり足裏に靴が付いてくるようになります。

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水に濡らす際に注意すべきは、シャンク(底の部分)で、ここをうかつに濡らすとレザーが厚みを増してしまいます。トウで立った時の美観を損なうので、この部分に水が回らないように濡らして乾かします(^^;。写真はマヤIIのXXXです。濡らす事によって踵部分だけをXX位に縮ませようと画策しております。


次は、Vozrozzhdenieのケースです。
センターステージの中では、防炎扉(ビルの入り口なんかにある鉄製のあの重~い扉です)に挟んで、バンバン扉を閉めてまげている場面があります。同じような事をしてます。本日1足おろしたのですが、シャンクが…硬いです。土踏まずの部分、とうてい手ではまげられましぇん。どの位硬いかというと、バレリーナのレガートより硬いです。で、マンションの駐輪場入り口の防炎扉でまげて来ました。普段は殆ど人に会わない場所なのですが、何故か今日に限って割りと良くお話しする方々に出会う…皆さん、???な表情をしておられました。アヤシイおばさんになりまくっておりました…トホホ。

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でもまぁ、しっかり曲がってくれました。レガートなら中敷をひっぺがしてシャンクを切っちゃえば良いのですが、このシューズはもんんのすごくしっかりシャンクがくっつけてあって、とうてい剥がせませんでした。やるなら、防炎扉で曲げるのが一番楽と思われます。

シャンクと言えば、人によって土踏まずの長さや高さが違うので、一概には言えないのですが、私の場合は、バレリーナ製とカペジオ製のトウシューズは踵と土踏まずの間の部分が当たって痛いので(特に踵を付けて立つアテールの時)、このメーカーのものはシャンクを2-3cm切ってます。いわゆる、踵にシャンクは不要というタイプの足のなので、こうした方が足の自由度が上がるように思います。そうゆう点では、R-class(アールクラス)のトウシューズはシャンクをあれこれ選べるので、便利だなぁと感じてます。普通のタイプなら7種類から、フレキシブルタイプなら4種類合計11種類から選べる訳ですから、よりカスタマイズされているという事ですね。ただ、国内の代理店さんで、全てのタイプを各サイズで取り揃えるというのは難しいでしょうねぇ。(ショップでオーダーをして頂く場合は、納品まで約2ヶ月ちょっとかかりますが受注は可能です。)

最後に、BOXがちょっと高くて幅が狭いなぁという時は、お風呂上りのお父さん、お兄ちゃんなど足の大きい人に土踏まずの部分で、(ダンサー本人がトウシューズを履いて)Box部分を踏んでもらうという方法があります。自分の手でBoxをぶっ潰す方法もありますが、それより確実に自分の足に合うようになります。我が家では、風呂上りの旦那様にシューズを履いた私の足ごと踏んで貰って形を合わせるようにしております。その場合、足の大きいお父さんはとても便利です。
# by chilimama | 2007-04-30 22:25 | トウシューズ全般

春です、新入生の季節です。

春です、新入生の季節です。_f0113253_23412876.jpg

トウフローのトウパッド。既に廃盤ですが、これは使いやすくて人気がありました。ジェルがあちこちに移動してくれるので、使い易くて、私は未だに愛用しております。

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お手伝いしているお教室でも、新入生が入って来ました。なぜか、毎年3歳~4歳位の子供で、まだまだ4頭身位の仔が一人入ります。一番小さいクラスのアシストは、4月5月一杯、子供の支えをしています。まだまだ頭の比重が大きいため、前へポードブラをするとそのまま、とっとっととなってしまうのです。(時々、そのままゴンと頭をぶつけそうになります)それがまたとっても可愛いんですが(笑)。昨年2ヶ月ほど、体を支え続けた仔は、この1年ですっかり背が伸びて自分の力でしっかり立てるようになりました。そして、この4月からは3歳の新入生。とっとっとの2代目が入って来ましたので、(ちょっとウレシイ)また楽しく支えて行きたいと思ってます。

大きいクラスに上がった子供たちは、憧れのトウシューズの時間が始まります。昨年はトウシューズを自分一人で履ける様になるまで、暫く時間がかかりました。先生の「シューズ履いて~」の指示の後、20分はかかってました。履けたと思ったら、リボンがまるで編み上げ靴の状態になっていたりして(ちゃんと最初の日に結び方などを指導して頂いてたのに~)、結局アシスタントの私が全員のリボンを結びなおしたりして…。一人ですっと履けるようになるまでは、やはり半年位はかかるのでしょうネ。既に自分で履ける仔は、自分で。今回一番大きいクラスに上がった仔達は、暫くはアシスタントと一緒にトウシューズを履く練習デス。1年もすれば、さっと履けるようになり、また来年の春には下のクラスから上がってきた仔達に指導するのでしょう。

ポアントマニアにとっては、すっご~~~く楽しい時間です。

アウトレットのコンパチブル(トウシューズ用の足裏に穴のあるタイプ)タイツの追加が届きました。製造過程で横じまやちょっとした汚れがついた(と言っても殆ど判らない程度ですし、発表会とかでも使えますが)という理由で大特価の1足900円でご提供できます。ご希望の方はショップの方からメールでご注文下さい。yahooオークションでも出しております(ダンス・バレエのカテゴリ)ので、ご利用くださいませ。

アールクラスの発注を予定しております。入荷まで約2ヶ月ですが、ご希望があれば一緒に発注いたしますので、メールにてご連絡下さい。モデルはD(Dolce),E(Entrada),それからC(Clresta)を予定しております。つま先はD,E,Cの順番で細くなります。サイズもE及びCはDより0.5大きいものでご依頼下さい。例:Dの38をご利用の方は、38.5でお願い致します。これはBOXの形が先細のため、同じ38ではEとCは容量が小さくなるからです。逆にCとEが38の方はDは37.5を選ばれると良いと思われます。シャンクにつきましては、全てMHF(3/4シャンク)を予定しております。
# by chilimama | 2007-04-07 00:14 | グリシコ

Vozrozhdenie トウシューズ (ロシア製)

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トウシューズを履いていて、最近気になるのがウィング(BOXの硬い部分)の長さです。アールクラスはウィングが長いので足先の1/3強をすっぽりとカバーしてくれます。Vozrozhdenieはそれより短くて、指先全体までという感じでしょうか?指の付け根部部あたりからフリーな感じになります。今まで履いたトウシューズで一番短いなぁと思ったのは、チャコットのコッペリアII。これはウィングが本当に短くて、つま先部分のみ?という位でした。個人的な好みや、足の形でこの部分は大きく変わってくるのでしょうね。ただ、トウパッドを入れると、ウィングの感じがまた変わってくるのも事実です。

トウシューズとトウパッド、それから自分のバレエの熟練度で自分に合うトウシューズが変化するのがとても面白いですね。固定のコレというのもあったりして、シューズ選びに迷うと一旦そのコレに戻るというパターンが時々入ります。私の場合は、グリシコのワガノワかマヤIIがそのコレです。知り合いは、最初に履いたタイプに戻るそうです。

写真はVozrozhdenie。踵部分が広めに作られているので、引き紐を付けました。現在余裕のある在庫は全て引き紐付きになりました。
# by chilimama | 2007-03-31 23:23 | トウシューズ全般